2007.07 花のシーズン
2007.05 ウエディング花事情
2007.03 東京ギフト・ショー

 2007.07 ●第三話 * 花のシーズン
 先週、花材屋さんからカタログが届いた。も〜クリスマス&お正月商品だ。毎年6月に届く。パラパラとめくってみる。来年の干支はねずみだ!とわかりきったことに感心する。このシーズンに見る干支グッズはなぜか新鮮だ。また可愛いいお顔に作ってあり、楽しくなる。
 花の撮影も早い。1月号の発売が12月で、その3ヶ月位前には撮影している。今、私は「フローリスト」という花専門誌の花カラーセラピーコーナーでヨシタミチコ氏のアシスタントとして、花をアレンジしている。
 以前、お正月花の時も、9月に行った。また同時に3ヶ月分位いっしょに撮影をする。一つの掲載に実際は2〜3パターンの作品を作ることが多いので、その分の花を用意する。そのシーズンの花を集めなくてはならない。
 現在は輸入物の花が多く出回り、また日本での栽培もたくさんある為、一年中、ほとんどの花が手に入る。撮影専門の花屋さんもあるという。それでも捜すのはたいへんな時もある。
 お正月花といえば、松や千両、松はどうしようと思っていると、花屋さんが、庭先から切った枝をくれた。そうだ! 松は常緑樹だ。常・緑・樹≠アの言葉を有難く実感してしまう。千両の実は? さすがに赤くはなっていない。他の実の物で代用する。水引きや鶴のピックで仕上げた。
 クリスマスはオーナメントがそのまま表現しているので、花は赤やグリーン、また白、その他の色でもクリスマスらしさをアレンジできる。
 今回の撮影は9月号〜11月号分になり、花の色をテーマとしている。赤紫、茶色、黄色、ピンク、グリーンだ。その色の花で秋に咲いている花を選んでいく。新種の花があればベストだ。テーマに合わせ、デザインの指示を受けながら作っていく。カメラマンの方も、より表現できるように、照明や角度などを調整していく…。どのように仕上がったのか、ぜひご覧下さい。

 2007.05 ●第二話 * ウエディング花事情
 フラワースクールのかたわら、私はさまざまな仕事をしている。花やアロマのショップの仕事、造花の制作・販売、色彩のセミナー講師など。Wワークというよりは、パートタイムのそのまたパートタイマーといった働き方なのだが…。その中で一番多いのが、ウエディングの花装飾の仕事だ。
 花屋さんの仕事は大変。その中でもウエディングの花は本当に過酷だ。市場から仕入れた花の段ボールを何箱もつぶし花おけをいくつも用意し、水を張る。何百本という花の下葉を取り、トゲを取り水揚げをしていく。花が早く咲かないように暖房はいれない。寒い中、次々と花を挿していく。メインテーブルの花を作るときで、少なくても60本、それ以上の花を挿していく。時間も限られている。なにしろ生花なので、そんなに早くからは準備することができない。一組の婚礼ということもめったになく、何組分の花を用意していく。
 特にウエディングブーケは前日か、当日の朝に作っていく。最初にどんなブーケを希望されているか花嫁さんと打合せをする。ドレスを決めてからブーケを決めていくことが多いので、その雰囲気に合わせていく。そして好きな花や好きな色などをお聞きしてイメージをかためていく。カタログや雑誌を見たり、同席している花婿さんやご家族の方とあれこれと話す。和やかな楽しい時間だ。
 例えば、ユリの花に決まる。そうするとユリの咲き方を計算して花を仕入れていく。つぼみばかりではブーケにならない。他にも、白バラなら直前に、少し咲いた雰囲気なら少し前にとし、その中でもきれいな花を選んでブーケにしていく。
 一生に一度、婚礼の花と思うと、作る方も緊張する。婚礼の合間に花嫁さんの姿を見る。本当に美しい。「ああ、よかった」、いつも同じ言葉が出る。ブーケを持つ姿にホットする。なんだか嬉しくて喜びが広がっていく。

 2007.03 ●第一話 * 東京ギフト・ショー
 花にも流行がある。スタイルが様々と変わり、時代を映し出す。ここ数年は特に顕著だ。そして、私も美しいものを、より素敵なデザインを学ぶため、また次のはやりを求めてギフト・ショーに行って来た。
 場所は東京・有明にある東京ビッグサイトだ。これは主に業者向けのギフト用品の見本市。私の行なっているフラワーデザインやアロマテラピーの関連商品だけでなく、ファンシー雑貨、ベビー・キッズ関連商品、文房具、インダストリアルデザイン、クラフトギフト、テキスタイル、寝具、家具、照明器具、化粧品、また介護用品や環境にやさしい商品コーナーもある。国内だけでなく、アジア、アフリカ、中南米からの輸入雑貨のコーナーもある。とにかく会場は広い。一五〇〇社以上が出展し、受付けは8ヶ所もあった。全国から泊まりがけで来る方も多いようで、日帰りできる私はラクなほうだと思う。でも、一日で見るのは大変だ。見たい所をピックアップしていたが、会場に行くとあっちこっちに目がひかれてしまう。
 統一テーマは「ちょっと上質なくらしプレミアムライフスタイル」。どのコーナーもデザインが美しく、機能性や原料等にこだわっている感じで素敵だ。景気の回復は実感できないけれど、皆の意識の高まり、暮しの質のアップや自分自身を大切にするライフスタイルへの変化はとても感じている。どの世代も今便利さばかりでなく、本当の快適さや環境を求めているのだと思う。
 可愛いい商品を見つけた。新商品コンテストの出品で紙袋だ。サンタクロースの柄が描かれていて、その上の部分がキラキラ光っている。ラメがついているというより本当に光っている!感じ、夢がある。商品名が「電飾袋」。紙袋上に光ファイバーをつけたと説明されていた。後日、コンテストの発表があり、あの紙袋は大賞! 今年のクリスマスは店頭に並ぶのだろうか、とても楽しみだ。